家紋について

2012年03月08日

以前のオフィシャルのブログで2011年04月06日
にも家紋についてお話させて
いただいた事がありましが、
今回はもっと詳しく教わったので 書かせていただきます。

これは平安紋帳ですが、これ以外に同じような物ですが標準紋帳も店内にあります。
ご興味のある方は、ご覧いただけますのでおしゃってくださいませ。

家紋について



6世紀中頃(古墳時代・聖徳太子の時代)、文化が発達し 貴族が所持品などに「文様」(装飾された図形)を付け、自己表示の方法としていたそうです。

平安時代末頃、その文様が紋章的になり 受け継がれて、その使用者専用として認めれ、家紋となりました。
  
武士は、旗等に用いて、一族の存在を示し、敵味方の区別をしていました。

徳川時代の平和の続いた時代には、家柄・格式等の区別にも大いに役立てていたそうです。

武士以外の人も、家のゆかりの模様やめでたい文様を紋章化して、衣類などに装飾し、使われ、家の歴史と繁栄を表示しております。


面白いお話を思い出しました。
京都の呉服メーカー様にお聞きしたのですが、
京都では、葬儀の時に「この人はあの女性の娘さんだ!」と喪服の家紋を見て判断してるそうです。
代々母親の家紋を、娘が受け継ぐからだそうです。

喪服の着物は、新婦側の親が途中まで仕立てた状態でお嫁入りする時に持たせるそうです。
理由は、旦那様になる方の親御様等が亡くなっていないのに、もう準備万端です!では感じが悪い為だそうです。確かに・・・


こんな話を聞くと、知らないことだらけだ・・・と思い、もっともっと日本の習慣や伝統をしりたい!と思います。


男性の紋付き袴には5個家紋がついています。
結婚式の時に、貸衣装では、ご自宅の家紋でない場合が多いので、ご注文いただきましたご指定家紋を同じ絹素材でお作りさせていただき、ご利用頂いてますので、ご安心くださいませ。

七五三のレンタル時・お宮参りのお衣装にもご利用いただけます。
これは、男の子の時だけで、女の子の七五三やお宮参り初着には家紋ないです。

近藤衣裳店




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Posted by Rental Costume Kondo Staff at 16:10│Comments(1)★ちょっとした豆知識
この記事へのコメント
へー!! 勉強になります!!
家紋なんて、知らないことだらけです。

そうですね、ボクたちがもっと日本の伝統に興味を持ち、詳しくならないとダメですネ。
じゃないと伝えていけないし、意味や意義が不明な“不必要なもの”になっちゃいますもんね。

ぜひまたこういった情報をお願いします♪ まずは「知る」ところからですネ。
Posted by ラクブロ編集長ラクブロ編集長 at 2012年03月08日 17:52
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